黒いブラインド降ろしたみたいな夜が落ちて来てアタシはウトウト
待ち侘びたフクロウが赤い目をしてお香を焚き騒ぎ立てる
眠る前に夢の中でいつも待ち合わせをしていた
会えたためしもないのに毎日繰り返し約束してた

疑う事を知らないまま
月が網にかかるのを待っている
独り占めしたくって
強く握りしめたら壊れてしまった

月の無い空

縫い合わせた繋ぎ目を狙って隙間風が流れてくる

絶え間無くリズムを刻む日常生活はエモーショナル

疑う事を知らないまま
月が網にかかるのを待っている
独り占めしたくって
強く握りしめたら壊れてしまった

月の無い空