明け方の空
明け方の空に霧がかかって、涙で滲んだ。
悲しみの果てに穏やかな色が、僕を救ったのかい。
目覚まし代わりの鳥の囀り、聴こえない振りをして
君を待ってみたり思い出してみたりしても、蘇らぬ笑みよ。
明け方の空は、僕に何度も現実を見せて。
何が運命だと 何が天命だと
未来の冒険記も失くしたんだ

それしか考えられなくて涙がこんなにも溢れ出す

瞬く間流れ出す