モノクローム
星も見えない あの夜を思い出す
優しく歌う気にはなれないよ
認めようとした 黒色の気持ち
決して消せないものだとわかった

認めることはまだ難しくて
うまい言葉はまだ出てこない
逆らうことで確かめるなんて
そんなの虚しくなるばかりでしょ

消えないで ここにいる価値も見つけられないけど
君といる この景色だけは守るから

一人になる 準備をしていた
きっとずっと一緒なんてないから
今思えば 僕は傷つきたくなくて
いつも逃げ道つくって あきらめてた

いつからか自由に生きれなくて
もらった言葉さえも疑った
まっすぐ生きるには汚い世界
回り道つくってちょうどいいかな

こぼれてく 右の手のひらから落ちてったもの
君の手が すくってくれれば怖くないの

モノクロの世界に月があって
鳥は飛んで花は咲き乱れた
まとまらない色を寄せ集めて
もう少しだけ夢が見れたらなぁ

消えないで ここにいる価値も見つけられないけど
君といるこの景色だけは守るから
これからがある 君を縛ることは僕にはできない
せめて今 ここに残るように笑っていたい