微かな足音数えて
眠り就くまで確かめてた
銃を振りかざす兵隊が
画面の中で 笑う
月の光に誘われるまま
海の向こうに小石を蹴った
歌う事を忘れた人魚は
涙隠す 僕の手に
声枯らして星に祈るあまり
情熱ってやつを置き忘れたのか?
千の夜が刻み続ける
鐘の音は 誰の為に鳴り響く
虹色の砂 空に投げて
悪魔が来ないようにと願う
羽を失くし地に降りた天使の
髪が揺れる
くだらない争いの中で
失くしてきた大切なもの
背く事も出来ない
子供の無垢な目には どう映る??
声枯らして星に祈るあまり
情熱ってやつを置き忘れたのか?
千の夜が刻み続ける
鐘の音は 誰の為に鳴り響く
孤独に愛を 心には水を
冷めきった体に温もりを
僕等の手が 重なり合う度
鐘の音は 悲しみ消すよう