月明りと花束
過ぎた後悔の毒 空音に朧る実 ふと薫る記憶を 吸い込んで

気づけば月明りと 何千過ごしただろう

渡せない過去 染み付く部屋で

似合う花をいくつ 先に集めても

同じ色の束じゃ 君は来なくて

忘れてしまうことなんて 出来る筈ないから

証の指輪を 握りしめているよ