いつまでそこで
立ち止まってるの?
雨はもうとっくに
止んだというのに
そこから見えてる
景色にいつでも
行けることだって
知ってるはずだろう
それでも(ここから)
動き出せずいるのは
進んだ先に思い出がないから
青く透き通った
空はどこまででも
全てを背負って
未来へ流れていく
遠ざかってった
あの日の香りを
忘れないように歩き出す
失くしたものを
取り戻すために
何かを失くして
また取り戻して
繰り返すたびに
分からなくなって
いつしかここから
動けなくなった
後ずさりしながら
未来へ向かって
ここまできたもう
何も恐れるものはないから
何度も何度も
振り返って
随分遠くまで来たようだ
ここから見える
雨に濡れた景色に
追いつけるように
青く透き通った
空はどこまででも
僕らを背負って
明日へ流れていく
遠ざかってった
あの日の香りを
忘れないように…
真っ赤に染まった
空は焼け落ちてく
立ち尽くしていた
あの日の僕を照らす
この手に拾った
数えきれない
思い出を抱いて
あの空の向こうまで