離れても切れない二本のコード
心を無にしてまず挨拶
「はいどーも」気兼ねなんかないさ
一緒にくぐる駅の改札
殺伐とした街に毒を吐いた
生きる希望も親の期待も
育ってきた環境の違いも
唯一手を繋げたダチだから言う
まぁ笑い話になるだろうと
信号待ちに群れる人集り
明日を信じ、進ずる者ばかり
すれ違う物、全て重なり
赤から青へと変わった灯
およそ六十億もの数の中の
あなたに出会い語らいも形無し
悲しい別れもいずれは彼方に
足跡を残し垣間見る鏡
※
別れ、出会い 乱れる交差点
あくまでそれは一つの通過点
お前は今どこで声を挙げる
おれは今ここにでかい帆を立てる
人は繰り返す出会いと別れ
口にした言葉「それじゃまたね」
この広い地球世界の中で
あなたに出会えたこれは運命
あれから何年 何が変わって
何を残し今何を奏で
止め処なく去りゆく月日流れ
一人立ち寄ったあの日に浜辺
今日も明日も明後日も
思い出忘れそうになっても
胸ん中の灯、灯せ兄弟
偶然の運命を信じたい
ガキの頃に描いた未来
あなたがいなけりゃ意味がないから
再びまたどこかで逢いましょう
ってか先にいくなよ上の方
※ repeat