あこがれ
空の下 繋ぐ手と手 僕らはまだ無敵だった
どこまででも いけるような気がしていた
足りないもの しまいこんで
知らないこと 落としたもの その全てを恐れること
不確かでも夢見たこと 君の声を聞いてたこと
暮れ行く 街角 人の声
行き過ぎるものたちは 僕を置いていくけれど
それぞれ 忘れて 無くして
しまいこんでいくうちに 彼も老いていくんだろう
信じていた また次の朝を 終わらない夏を
空の下 離す手と手 僕らはもう一人だった
どこまででもいけるような この季節は終わりそうな
さよなら 僕らが 落とした
たくさんの情熱は 僕も老いていくけれど
それでも この手に 残った
たくさんの温もりが 君を連れてくるんだろう
このまま
踏み出した また次の朝へ 終わりゆく夏は この胸の中で