昔見た夢 その一つ一つを
今でも留めているわけじゃないけど
創りかけばかりの 瓦礫の山から
拾い上げてみた
「何年物だろう?」 少しざらついて
いびつな形のがらくたの
刻まれた歴史に触れて また思い出してゆく
がむしゃらに 走っていたこと
断片的に蘇る光景 体の奥が疼いてきたんだ
胸が熱くなって じっとして居られず
一つ 手を叩いた
(※)動き出した この情熱は
今日だけ 今だけ 続けばいい
乾いた音 重なり合う
互いに向けた調和の中で
創り合えたこと それだけで嬉しかったよ
輪になって はしゃぎ合っていた頃
あの日々 この日々 色で示した
あの色 この色 眩しいくらいの
七色に光る アルバム 手に取って
昔も今も 変わらない
今日だけ 今だけ 楽しもうか
僕からの アンコール
もう少しだけ もう少しだけ
いつか見た夢 また叶えてほしいと願う
※