あなたの頬を染めていく
白い風は夕陽に飲まれ
信じていたい
言葉の切れ端を
頼りないユウツキに
私 願ってる
叶わない想いだと
知っている事ばかり
寒いね と声潜めた
二人きりの秘密を作るように
自分勝手に
季節は巡る事も知らず
便りない 毎日に
私 願ってる
あなたを呼ぶ声が
どうか幸せな人で
ありますように
さんざめいた街角
置いてかれて
あなたの口癖をひとつ
真似してみる
胸が溢れ頬を伝う
涙よ 風に 流れ 消えて
泣きそうなユウツキに
私 微笑んでる
焦がれた 太陽に
なれずに
照らされてばかり
瑠璃空にユウツキが
優しく 微笑んでる
何処かの空の下
月を見上げるアナタを
そっと 見守るように