"よりみち"
海の中へ連れてってはくれないか
夜の帳を聴かせてくれないか
雲を追いかけてここまできたけれど
何を探していたのか
今はもう風のなか
楽しいことはどこにある
なんていってるきみはどこ
リズムにつられやってきた
魂達にこの詩を贈ろう
時をまたいでむかえにきてはくれないか
君の声が聴こえるところまで
夢の世界は僕らのすぐそばさ
いつものように笑って見せてくれるなら
哀しいこともあるだろうが
刹那にまかせ忘れるがいい
言葉につられまようなら
舵を休めて
風にまかせてゆこう
歳を重ねて
うろたえていたけれど
何を恐れていたのか
今はもう風の中
楽しいことはどこにある
なんていってる君はどこ
リズムに揺られやってきた
悔いも恐れぬ君のそば
楽しいことはここにある
上向き歩く君のそば