寂しさ残る紅色 西の端に沈んでゆく
茜の錦薄く広がり やがてここにも夜が下りてく
あかの色彩 移り変わる
あか抜けやしない 私残して
あかりをつけよう 暗くなったら
あかし探しに 外へ出るため
雑踏の中に飲み込まれ消えた足跡
独り歩きして 見失う私の『じぶん』
結局どうして私は『わたし』?
そんなの誰にもわからない!
教科書は何も教えてくれない!
それなら 答えはいったいどこなの?
あかりの照らす 暗がりの中
あかつき空を 一人待ってる
こんな私なんて、意味なんてないから嫌い
気だるい明日にも、意味なんてないから嫌い
それでも少しでも、希望を持ちたい未来
私は『誰』なのか 答えがほしい未来
結局どうして私は『わたし』?
そんなの誰にもわからない!
教科書を仕舞って放り投げる
サ ヨ ウ ナ ラ
結論の出ない生きるロジック
やっぱりそう、誰もが探している
明日の地図はまっさらなままで
迷い道 行くしかない
否定語を 積み重ね リフレイン とめどなく
まだだ このままじゃ 終われない 終われない
(これでいいのかと問う『わたし』と)
(これでいいのだという私)