roam
乾いた心 五月雨さえもまるで届かず満たすことはできない

灰となり果てた愛情 指の隙間すり抜けて

交わる手 想い 衝動 音を立てて崩れていく

抱いて Ah もう一度だけでいい痛いくらい強く抱きしめて

泣いて Ah 空になった体をひきずって愛を求めて彷徨い続ける

僅かな胸のざわめきさえも まるで眠りの向こう側のことの様で

絶えることのない焦燥 孤独の闇が溢れ出す

交わらぬ想い 翻弄 出口の無い螺旋の中で


もがいて Ah もう他人の視線が痛いくらい突き刺さろうとも

あがいて Ah 空回りだろうと何度でも影を探して彷徨い続ける