朝の光が
頬を乾かす
探していたのは
終わらない
未来
夢を見たのさ
独り佇む
僕の言葉が
響かない
世界
掠れてしまった
この声は
深い闇に呑まれる
残されてしまった
僕の歌だけが
今日も
君を
奏でる
浅い眠りに
瞼がざわめく
見つめていたのは
届かない
願い
泣いていたのさ
息も漏らさず
口に出すのも
情け無い
くらい
無くしてしまった
想いだけが
いつも唄い継がれる
忘られてしまった
君の微笑が
今日も
街に
流れる
掠れてしまった
この声は
深い闇に呑まれる
残されてしまった
僕の歌だけが
今日も
味気無く
昨日の
君を
奏でる