白く濁った言葉を隠そうとして
喉に絡まって 咳で誤魔化していた
君と同じ歩幅 やっと慣れてきたけど
君の行く先を 僕は知らなかったから
だからきっとあの時、
傷つけたり 傷ついたり 意味無く疑ってみたりして
不安やその痛みで道に迷った
夢見たこと 話したこと 綺麗に忘れられなくても
「さぁ、前を向かなきゃ」
窓が切り取った色に僕は目を塞ぐけど
残った画面はまだ 何処にも行けないままで
僕の前に居るけど やっとここでサヨナラ
喜んだり 悲しんだり 時々怒ったりしたけれど
自然なその瞬間全部 僕は
大切だった 本当だった これだけ素直に言えるから
次の誰かとどうか ねぇどうかお幸せに