白夜行
まだ夜は明けない そっと外へ出るの
星の王冠をつけて ねぇ、君が笑った

まだ夜は明けない そっと外へ出るの
星の王冠をつけて ねぇ、君が笑った

僕たちが結ばれるためには
きれいなハイヒールもドレスも
あぁ、全部捨てなきゃならない
それでも一緒に来てくれるかい?

僕たちが結ばれるためには
汚い夢しか見れないけど
あぁ、大丈夫安心して
君がいるなら僕は幸せの天才

トナカイが立ち止まる 「ほら早く乗れよ」って
でもここで乗ったら 落ちていくのは暗い底
空を白く染める 粉雪の冷たさを
僕は忘れられない 君は暖かかった

君はどこかの国のお姫様
僕はどこかの国の王子様
そうやって、そうやって

きれいな夢を見てたかった
混ざりたくて泣いていたんだ
あぁ星のかけらで作った
王冠はいつの間にか消えてた

僕たちが結ばれる未来を
神様は作れなかったらしい
でも今ここにある冷たい
手を握れるなら僕は夢を見れる