退屈しのぎ
時が止まった部屋に 時計だけが動いてる 布団に潜り込めれば もっと暗闇に溶ける
何の匂いもないよ 何もない だけが残ってる 大切な君 1人消えただけで
世界は退屈になった
踏み込むべきじゃなかった 心に踏み込んで 傷付けて 傷付いては 家を飛び出した
謝る事もしたくない 連絡さえ取りたくない 何度でもなる電話 何度でも無視したんだ
本当の事は わからない だけど話す気になれない
街灯が照らす明かりさえ 今は忌々しいさ
分かってる 分かってるよ 本当は 分かって欲しいだけ
だけど信じ切れない 僕の弱さ 君の言動
揺れ動く感情のバス停に 君がベンチに座ってる
行き先は 幸せ? 不幸せ?
君の笑顔はもう見たくない また許してしまうから
タクシーへ1人で 飛び乗るよ
切った携帯の行方 すらも今はわからない この部屋に着いてから どれくらい経っただろう
やがて暗闇も溶けて 光が街を照らし出す 目を伏せていられるのも 時間の問題か
本当の事はわからない だけど話す気になれない
愛想尽かし尽くせれたなら どれくらい楽なんだろう
わかってる わかってるよ 本当は好きな事なんて
騙されてもいいって程 信じ切れない 僕の弱さ
また朝が僕を迎えに来て 選択の期限を告げる
行き先は幸せ? 不幸せ?
結局傷付きたくない だから 君を信じない
ふと 自分がまた 嫌になるけど
揺れ動く感情のバス停に 君がベンチに座ってる
行き先は幸せ?不幸せ?
本当は
君の笑顔に包まれたい だけど 笑顔は見たくない
タクシーへ1人で飛び乗った
僕の隣は 空席のままで