描いた夢の大きさに押し潰されて
色んな物から目を背けては逃げ出して
映るもの全て怖くて仕方が無かった
だけど煙草は吸わなかった
先立たないものに残すべき別れを
馬鹿々々しいセリフで告げた
この世界を裏切れる程のきらめきが
一瞬で駆け抜けた時を飲み干して
嘲笑うかの様に消えた…
いつまであの頃の姿に縋りついているの?
すぐに息切れが来てしまっているからかな
逆境に立たされて笑う君のその瞳は
昔の君を超えているよ
長く伸びた髪を切り落とすための手段を
荒々しい手先で遂げた
この世界が見惚れる程美しい弧が
一瞬の立ち止まった時を描き出す
乾ききった音とともに…
先立たないものに残すべき別れを
馬鹿々々しいセリフで告げた
この世界を裏切れる程のきらめきが
この世界が見惚れる程美しい弧が
僕達が駆け抜けた跡を映し出して
一瞬の立ち止まった時に形を変えた
いつかの軌跡が
光を纏って包む…