流星
あぁ俺達はこんな紙切れ一枚に踊らされて
赤い空沈む夕日命を重ねて高笑い

太陽は俺の心を照らせない
これは幻想か否、今を見据えろ

牛三つ刻に目を覚ませばすすり泣く友の声
母の元へ帰りたいと叶わぬ願いを

俺達は何の為に飛び立つのだろう
愛する人よ いざ、行く

飛び立つ今右手を胸に当てこの瞬間を焼きつくす
狂ったように笑え 心を欺き この光消える頃さぁ星となれ

回る水平線 散っていく生命があっけなく
泣き叫ぶ人の声 今こそ笑え 胸を張れ

祖国の為と煙まき散らして飛び立つ
世界の慣れ果てを共に行こう

儚くも淡い夢も全てただ泡となり弾け飛ぶ
ひたすらに走り抜ける命赤く、祖国の空へ砕け散る 我ら星となる

女は今空に祈りを捧げる 東の空を流星が落ちた

これが間違いかどうかなんて今はもうどうでもいい

永久にあの日の罪を背負い生きるよ 億千の夜を彩る あの星となって