いつだって奏でたあの音が僕等の
鼓膜を揺らしてくれる
此処に居たこと共に過ごした日々が
やがて消える有限のライトでも
確かに僕等は此処に立っていたんだ
この胸の奥で光っている
下らないことで笑い合った日は
思ったよりも強く刻まれていたんだ
途切れはしないよ
明日になればきっとまた一つ遠くなるけど
途切れはしないよ
未来に臆す日は耳を澄ましておくれ
いつだって奏でたあの音が僕等の
鼓膜を揺らしてくれる
あの時の恋例え報いはなくとも
大切に変わりはないよって
愛した事もされなかった事も
思い出だって笑い飛ばせたら
ステージを見つめる君の隣で
その横顔をただ眺めていたんだ
忘れはしないよ
誰かを選ぶなら誰かは選べないけど
忘れはしないよ
人恋しい日は記憶をたどっておくれ
いつだって掲げたあの腕が僕等の
手と手を繋いでくれる
いつまでだって此処に居たいんだけど
まあそうもいかないよな
明かりが消えて別れの時が来る
ならせめて最後は笑おう
途切れはしないよ
明日になればきっとまた一つ遠くなるけど
途切れはしないよ
未来に臆す日は瞼を閉じておくれ
いつだって重ねたあの日々が僕等の
心を照らしてくれる