Time
何気ない日常に
終わりがある事を知り
必死に踏みとどまろうと
時計の針にしがみついた

しがみつけばつく程
時間は速度を上げた
変わりゆく日々に脅えているのは
僕だけなのかな?


新しい朝を迎える事を怖れて
偽りの安らぎにしがみついている
もう終わってしまうと気づいてたのに

『じゃあね』って言えなかった


何気ない日々の優しさを知り
残された時が悲しいくらい大切だった

素直な気持ちを伝えられぬ日々
いつでも伝える事は出来るのに
僕にはそれが出来なかったんだ
それが辛すぎた


時が追い越した僕らの時間は
大袈裟すぎる程キレイに見せられた
『側にいてくれますか?』
そんな簡単な一言をどうして僕は言えないの?

ねぇ?…ねぇどうしてっ!?

新しい朝を
消えてゆく日々を
君との時間の1つ1つを

大切にしたい