1つずつ1つずつ
無くなって忘れてしまう
そして人は変わってゆく
虚しいことですね
変わらない現実を
傷つけてみたいよ
消えた翼にも気付かぬままに飛んだ
消えた風さえも感じられた刹那
1つずつ1つずつ
無くなって忘れてしまう
そして人は変わってゆく
虚しいことですね
「あなたはどなたですか」
知らないふりをする
見えない鎖に繋がれていた ずっと
癒えない痛みを声を上げて叫ぶ
蝋の羽で飛び立つことを恐れ
「いつかこの空は果てるのでしょうか?」
今も見つからないこの問いの答え
消えた翼にも気付かぬままに飛んだ
消えた風さえも感じられた刹那
誰も本当は飛べたの?