浮雲
ねぇ 誰もいないように見える街 すり抜けてく
ねぇ 何をずっと追いかけているの 時々は見える
青い空 うすく浮かんでゆく

落ちていける気がするよ 誰かが笑う声
溶けてゆくようでまた 空を仰いでゆける

いつも届く君の声

言葉一つ一つ 音に重ねてゆく

帰り道もとぎれ 遠く遠く消えてゆく
何もないように ただ 笑ってく
口笛を吹いてみる 終わるより始まってく
雲はまた 形を見せてる
誰かの為に