クレパス
いつからここで 眺めていたろう ひろがる雲が 翼に見えた
陽炎 揺れる

砕けた水に 色がついてた 七つの線は 溶けた クレパス
どこかの 君と僕の空は同じさ もっと緩やかな 手を描く

ここからどこへ 歩いて行こう 緩んだ嘘に こころを見たろう
広げた 翼 隙間に見えた 空に いつも 色を混ぜて 羽ばたく

繰り返す 雲の群れ クレパスの 羽の色
滲んでく 蒼と白に 気付いた君は 何処か
流れて 遠くの青を染めて またそれが クレパスに溶ける