世界の果ての君へ
耳元で囁いてる 小鳥のように ねぇ
間違ってる 盲目的 羊の群れがほら
氷の割れ目から 闇が覗く

魂 心の声 届くはずもない
世界の果ての君へ

あの時 花は咲いていたでしょう
君は笑顔であふれていたでしょう
どうしてかな
もっと強く
君を抱きよせてたら
今もきっと


眠ってる わたしのとなり 木彫りのネコがほら
水槽の中には 誰もいない

愛しい いつまでも 偽りの幻想を
世界の果ての君へ

あの時 確かに 太陽が二つ
空に上って 月は黙っていた
愛しても
愛しても
もう壊れた扉は
開かない


色とりどりの花 咲いているよ 君のまわりに
ねぇ だから 笑って さぁ 行こうよ
Everyday いつも君と一緒に
Everynight いつも君の傍に


抱きしめたいよ 在りし日の鼓動
狂ってしまえば いっそ楽なのかな
逢いたくて
逢えなくて
ただ 祈りを捧げる
届かない

花で埋まった 君の眠る場所
目を閉じて 耳を澄ませてみると

もういいよ 楽になって

そう君が呟いた 気がしたの