「会いに来て早く。」なんて めずらしく君がわがままなそぶりするから
虹色のカブに乗って君を迎えに行くね 行く先ならどこでもいいから
君の大好きなあの公園で一休み
本当は君も一緒ならそれが一番いいけれどさぁ
最近は僕も何かと忙しいわけで
君と過ごす時間も徐々に減ってきたよね ごめんね
君と初めて出会ったあの海で二人
かじかんだ小さな手で握り締める冷めた缶コーヒー
本当はね僕がその手を握りたかったけど
君は一人波打ち際で砂のお城を作ってた
そんな僕の気も知らず君は眠りにつくわ
斜め後ろ 寝言交じり僕に告げる
「愛してる ほんと」なんて珍しく君が僕みたいなことを言うから
虹色のカブに乗って君を迎えに行くね 行く先ならどこでもいいから
とりあえず君を迎えに行くから 南の星探しに行こう
君も大好きなあの丘の上で二人
流れ星の落ちたところまで二人で行こうって話
そしたらね 願い事いくらでもかなうかも
僕が言うと君はその大きな眼をキラキラさせた
そんな僕の願い叶わず 一人の部屋には
★ミ(流れ星)付きのメール 僕に告げる
「会いに来て早く。」なんて めずらしく君がわがままなそぶりするから
虹色のカブに乗って君を迎えに行くね 行く先ならどこでもいいから
とりあえず君を迎えに行くから 南の星探しに行こう
南の星探しに行こう