夜明け近く降り続いていた雨が
滞っていた不安を洗い流した
切れるほど冷たい
新しい朝が透きとおっていく
まるで宝石のように
知足り顔して仕舞かけた
パズルの欠片を またつなぎ合せるのさ
遠い日にずっと見上げていた
怖いくらい綺麗に晴れわたる青空が
奇蹟のような君との出会いの中で
再び鮮やかな色をつけて蘇える
過ぎ去った昨日を嘆かないで
当て無い明日に もう怯えないで
ときめきを抱き続けていくことに
はにかむことは無い
素直に向きあうのさ
乾きはじめたアスファルトの上に
無造作に並べられた 無傷の心だけを
捜し続けていた日々を
柔らかな陽射しが優しく束ねていく
遠い日にずっと見上げていた
怖いくらい綺麗に晴れわたる青空が
奇蹟のような君との出会いの中で
再び鮮やかな色をつけて蘇える
夢見る頃に置き忘れた幻影と
描いてきた未来の景色とが違っても
奇蹟のような君との出会いの中で
新しい輝きへ 今すべてを変えてゆく