notribe

いつだってこの手の中に 握りしめていたはずの
ぬくもりは冬の白い息に溶けて零れて消えた

どこへ歩き出せばいい？ 独りきり冷たい部屋で
いつからかこの世界の輪郭さえも忘れていた

ぬくもりに触れる度に この手は汚れてしまった
それでもこの手に伝うその温度を何度も確かめるよ

たった一度笑うため ぬくもりに出会うために
この想い繋ぐ旅を続けて来たんだろう
またいつか出会えるかな？ 笑って手を振れるかな？
この想い重なってぬくもりが生まれる

いつだってこの手の中に 握りしめていたはずの
ぬくもりは冬の白い息に溶けて消えた

日常という名の毎日の中で
生きてる自分を 僕は探してしまったんだ
生きてる証が身体に刻まれて
零れた雫がアスファルト濡らしたんだ
ほら また誰かのぬくもりと重なる

たった一度笑うため ぬくもりに出会うために
この想い繋ぐ旅を続けて来たんだろう
またいつか出会えるかな？ 笑って手を振れるかな？
この想い重なってぬくもりが生まれる

何度でも ここにはぬくもりが生まれる