空に
植木鉢を両手に抱え 昨日まで咲いていた花よ
さようなら 大事に育てていたのに
ちってしまった花びらに 涙した
その滴の中に綺麗に 咲いてた頃が映って消えた
その滴の先にはじき返した 新しい蕾つけ
守りたいと思った

誰かにとってのどうでもいい 僕にとっては大切

守るべきものなんて もしかしたら
意味もないかもしれない
守りたいという気持ちの上に
僕たちは生きていくんだろう

必要なもの そうでないもの
お金で買ったもの そうでないもの
それらが周りを埋めて今更 見直す余裕もないけど

誰かがいることで 僕がいて
君がいることで誰かが生きていられるんだって
空に向かって死ぬまで 咲き誇れ
僕は水をやろう

守るべきものなんて もしかしたら
意味もないかもしれない
守りたいという気持ちの上に
僕たちは生きていくんだろう