「背中押すよ 頑張れよ」 僕みたいな者が何様
触れたって離れたって どうせ見限られるなら
「押さなければ いつか追いつける」 腹黒い選択を
頑張ってる人に頑張れだなんて とんだ悪魔のイタズラ
なんて悟ってみせたものの 他に見合う言葉も無く
結果 頑張れ あぁ 不甲斐ない奴です
絶滅を知ったあの鳥が言った 「相変わらず 大切を運ぶのが仕事」
僕にとってこの上ない幸が 君にとっての取るに足らない些事
誰も羨ましくなんてない 奪い合わなくて済むのなら
才のみが見込まれて 磨かれて 皆様チャンス与えられて
僕はここにひとりぼっち 仕方なく動き出した
繰り返して 喜びのハードル下がっていった いつの間にやら
僕にとって心地の良い場所が 君にとっての馴染めない場所
別に悲しい事なんてないけど 知った色の涙が降り注いだ
未来に息づくあの鳥は いつかそこから消えてしまった
心外な言葉浴びて その言葉すぐさまやめた
その時 数知れぬ悲しみが消し飛んだはずだ
「僕にだって」と思えば いつしか真上にお天道様
小さな出会いが照らされただけで 大きな出会い
僕にとってこの上ない幸が 君にとってもそうだとして
別に悲しい事なんてないよ 羽根を思い出して ちゃんと向き合って
絶滅を知ったあの鳥は 大切を運んで来るんだって
僕の知ってたあの鳥も ちゃんと届けにやって来た
メロディが響いていた