少年交響団
※左から聞こえるバイオリンの音です

そうだそうだそうだそうだ僕らはまがいだらけの怪物だ
オレンジ犬に金色金魚 5mの猫プテラノドン
さぁさぁさぁさぁさぁさぁさぁさぁ始まる耳を閉じたくなる歌を
死んでしまいたくなる歌を まだ何回でも聴いてる歌を

なんだなんだなんだなんだお前は干からびた蛙だろう
しょうがないなと息をあらげた団員はまた下を向く
さぁさぁ酔いつぶれ泣いてしまうんだ泣き上戸
喋る犬にはもはや誰もが一切合切驚かない


黙りこくった時には 楽団は意味を無くす
やり過ごすことなんかを本当にやり過ごすんだ
回りくどいその教科書を 契りのように千切り回す
たかが夜を恐れることを死んだように隠れ好んだ



歌え怪物