何者でもない
もう一度だけ届けばそれでいい 意識の旅へ
灰色だった 遠吠えを聞いたか 気のせいじゃない
言いたいことを一番深いところへ隠して消えた
教えてくれたのか 僕らはきっと何者でもない 何も持っちゃいないよ
その声で呼んでくれ 僕はそれできっと 最後まで神様を信じられる

夜になって眠ればそれでいい 一日の終わり
藍色だった いいことは抱えて夢の中まで
海底のような一番深いところで小さくなった
錨につながれた いつかはきっと波間に揺れる心がそっと動き出す
終わりがあると感じる ようやくその時に最後にはあなたを信じられる