雨垂れの石を 辿るような
余りある日々は 陽だまりのにおい
記憶も歴史も 埋もれてゆく
新しい音が 生まれてくるから
喜びも悲しみも カタチなどないだろう
薄れゆく僕たちが 持ち続けられるものは 何ひとつないだろう
ひとしずくの雨 朝をはじめ
星が燃える時 いのちが消えゆく
また夜は明けて 風が吹いて
この身体は ほら 透明になっていく
絡み合う魂は 触れられない永遠で
永遠は開かれた悲しみの為の扉
新しい目をください
あぁ 閉じ込められてる僕たちが
(いつの日か還る場所)
生まれ変わるたび 繰り返す世界
喜びも悲しみも カタチなどないだろう
薄れゆく僕たちが 持ち続けられるものは
絡み合う魂は 触れられない永遠で
永遠は開かれた悲しみの為の扉
新しい目をください