僕の右手、君の左手
ずっと今も覚えている

言いたいこと 一つじゃ足りなくて
僕は少し 遅く歩いた

滲む夕日 影が並んで
そっと握った左手

いつの日か 僕らは少しずつ大人になるよ
君の小さな手をいつまでも 忘れずにいられるかな

話なんて 本当はどうでもよくて
隣を歩く ただそれだけで

月が照らす 君の横顔
いつものはずの帰り道

差し出した 僕の頼りない右手を迷わずに
強く握りかえしたなら 少しは強くなれる

遠く弱く聞こえなくても
声を届け! あぁ・・・願うよ

そして・・・
いつの日か 僕らが今を忘れそうになっても
強く握った手を思い出して あの温もりを・・・
いつの日か 僕らは少しずつ大人になるよ
君の小さな手をいつまでも 忘れずにいられるかな

僕は・・・