僕たちのありかを探してくれるような音楽にはもう辟易とした
メイクアップを至上命題とした資本主義を飲み込む
ろくでもないとカラスは五時半の街を歌う。
それをただ見てたんだ。
本当は見つからなくて悩んでた僕を君は知ってんだろう
アーメンだって信じりゃ正義、すがるのならそれはそれで勝利
唱えるより歌うのだ。
それで何が起こるだろうか
散々わめき散らしたって変わらぬ僕は
きっと縛られて気持ちいいんだ
笑うならそれもいいよ
真空パックのイメージがした僕の自由は
きっと間違ってるんだそれでどう?
街路樹の木葉をさらって消えた風。透明な季節はもう去った
遠くはないどこかで光が破裂して、僕は青春にキスしていく。
バスタブにはきためて流し去ったらいい。
温いままの愛情を取り払えばもう冷たい心に触れるだけだろう
後出しだってばれなきゃ正義、都合よく生きれる僕の勝利
奏でるより叫ぶのだ。
そして僕は僕の僕に
ああもう君が叫んだって変わらぬ僕は
きっとこのままで入れれば本望
笑うならそれもいいよ
たいてい世界は十中八九誰かのもんだ。
それが嫌ならばそれもいいよ、逃げるなら今しかないんだ。
緊急解除のイメージしかない僕らの今日は、
いつか変わってしまうのだろうか?
教えてくれよ。
たぶん今しかないんだ、もう行こう。