大人になりたくないと泣いていた
君がほんのすこし
奇麗になった気がしてぼくは
ふがいなさを感じたよ
永遠って時間のながさがこわくて
ぼくは逃げてばかり
いまこのときをとめていたいって
時計を抱きしめるけど
音はやまないね
Tic-tacやまないよ
逃げるぼくを追うような
僕が追ってるような
夢みてたものすべて
捨て去ってかまわないからさ
いまこの瞬間だけ
ぼくにまかせてくれよ
あんな大人にだけはならないと
目を怒らせていたぼくが
あっけなくそんなおとなになってきみは
目をあわせてくれないね
永遠って言葉がわからなくて
ぼくはいつも独り
行き先のわからないまま
今夜に手を振ってさよなら
夢のなかでも
泣いているんだよ
もう二度と開けたくないような
目を覚ましたいような
夢見てたものすべて
捨て去ってかまわないからさ
いまこの瞬間だけ
ぼくにまかせてくれ
小さくうずくまる
「永遠」に飲み込まれないように
ただ「この瞬間」だけ
ぼくが存在するの