少年は冷たい壁に
貼り付けたポスターの中で
笑う彼女の灰色に
また新しい朝を唄う
飛び散るしぶきは
スタートのピストル
コンクリートの上だけじゃ
計り知れない世界がある
多分ね
死にそうだろ?どうなの?
何年やっても変わらないなら
何遍やっても構わないだろう
ああだのこうだの
騒がしい夜にこぼしてしまったみたいだなぁ
青いソーダのしずく
少年は時が過ぎたら
大人になってしまうと
わかったフリをして嘆いては
また新しい夜を唄う
乾いた月夜に
衝撃が走る
「ロックンロールはどんな味?」
首を傾げてあの娘が訊く
「教えて」
死にそうだろ?どうなの?
何年やっても変わらないなら
何遍やっても構わないだろう
ああだのこうだの
騒がしい夜にこぼしてしまったみたいだなぁ
青いソーダはどこに
あるの?どうなの?
何年やっても忘れないなら
何遍やっても無くならないだろう
ああだのこうだの
騒がしい夜にこぼしてしまったみたいだなぁ
青いソーダのしずく
青い 青い…