無理して描いた美しい絵画
本当に描きたいのは美しいそれじゃない
未完成で僕は走った
足元から崩れていく
崩れたその欠片に
きっと混じっていたんだろう
皆この場所を通って行くのだろう
平気な顔して殺せやしないよ
未完成で僕は走った
足元から崩れていく
崩れたその欠片に
きっと混じっていたんだろう
もうこれで十分だろう
何も残っちゃいないよ
目を背る強さは
僕にはいらないから
大声で僕は叫ぶよ
それが間違いであろうとも
無暗に僕は生きるよ
たとえ意味など無くとも
いつまで僕で居られる?