紙風船
作詞・作曲 石川隆亮


ふわふわ舞い上がる 鮮やかな色彩
そっと壊さぬように添えた この手に舞い落ちる

暮れた畦道見下ろす 澄んだ幼い横顔

ふと、夕立の気配に うろたえ足早に
雨宿りの場所を探し 手を取り駆けて行く

破れかけの紙風船 幼い記憶で膨らませて

「目を閉じて」と囁いたその声は 
緑の中静かに消えて
立ち尽くしたこの身をそっとかすめ
差し伸べたての中へ戻れ

乱れることなく・・・

「目を閉じて」と囁いたその声に
振り返り紐解けた秘密
立ち尽くしたこの身をそっと撫でて
差し伸べた手の中へ戻れ