雪にもなれず雨となって
ぬるいこの街の冬を濡らすのは
毎日少しずつ
泥にまみれてゆく
枯れそうな涙
耳をふさぎたくなるような
雑音ばかり聞こえる
日々の疲れもあるけれど
僕らは北を目指す
まぶしいほど白い雪の中で
僕らは風となり駆け抜けてく
僕が僕でいれるのはたぶん
君がいてくれるからだ
ふと見下ろした地面には
一筋の小さな足跡
いつしか見た夢の続き
導く希望を探すよ君と
まぶしいほど白い雪の中で
僕らは風となり駆け抜けてく
僕が僕でいれるのはたぶん
君がいてくれるからだ
無我夢中でいれた頃のように
空高く飛び立とうとしても
守るべきものが
沢山ある今では
中途半端だけれど
まぶしいほど白い雪の中で
僕らは風となり駆け抜けてく
僕が僕でいれるのはたぶん
君がいてくれるからだ
まぶしいほど白い雪の中で
僕らは風となり駆け抜けてく
僕が僕でいれるのはたぶん
君がいてくれるからだ