忘れ雪がそっと降り積む頃
胸の奥に揺れる明日を見た
見上げた空 心映すほどに
纏う雲の奥は青く澄んで
季節めぐっても変わらずに
流れるこの涙が
小さな背中押してた
空を舞うこの風が
憧憬のせて 夢を咲かせる
立ち止まる哀しみも
いつか愛せるように
抱きしめて…
もう遠い日に振り向けない自分を
重ねる度 今は強くなれる
“人生”その意味を
求めては濡れゆく頬を見せた
あの日を鏤めた翼
「羽ばたけ…」
どれだけ時流に流され
情に縋りたくても
駆け抜けた孤独の流す
夢を見つめ続けた…
吹かれ落ちる花びら
眺めては ふと不安になる
薄紅が雨に濡れ 光る橋を架ける
空を舞うこの風が
憧憬のせて 夢を咲かせる
立ち止まる哀しみも
繋ぐ奇跡となり
それは翼になり
きっと誰よりも…
羽ばたいて…