12月
12月
作詞・作曲 五十嵐伸治

雨上がりの道日差しが少し差して
ポケットで携帯が震えた
アイツ意外考えられないじゃん
くだらないメールを打ち込んでる
相当数の恋人達が街中溢れてる 暗い顔した野良猫も
写真を撮って貼り付けたのはこの恋の心を隠す為

我ながら情けない 絵文字はもう付けないで
『今日逢いたいんだ。』【。】で終わらせる
真剣に伝えたい事だから

今日12月24日は仕事が終わればする事もないし
『なぁ時間あったら飯でも行かないか?』なんて
不自然かなぁ?雪が降るかもしれないって言うのに


指先が寒くて君の手を繋ぎたい!!
って言わなかったのを後悔した
さほど変わらないなら無理やり
手を掴んだって良かったな
間違いない手の温もり 照れくさくて笑えない
そばにいるのは好きだから?と考える
真剣に想っている事だから

明日12月25日は偶然休みでする事もないし
『なぁ気が向いたら一緒にいないか?』なんて言えないなぁ。
明日降るかもしれないって言うのに

空中に白い雪が舞う プレゼントは無いけれど
探しに行こう明日しかないんだ 奇跡よ起こして

アパートにろうそくが灯る 
TVから流れるクリスマスソングも
『なぁ、鼻唄同じ曲だよなぁ?』『違うわ(^^)』 照れ笑いしながらケーキをかじる
雪降らなくて良かったのかもしれない
奇跡はもう起こっている