知らないようで 知ってる秘密
なだれ込んだら 溺れてゆく
身体の中を 駆け巡る欲に
眩みながら 手を伸ばしてる
声殺して 押さえつけて 抱き締めたなら
ぶち壊して 何もかも全部
指で謎って 舌滑津って 抱き上げたなら
その手でこの首を締めればいい
声にならない 言葉さえも
一つ残らず ねじ伏せられる
指の先まで 行き渡る熱に
魘されながら 求め続ける
舌絡めて 弄って 貪ったなら
ぶち壊して 何もかも全部
押し広げて 突き上げて 届いたのなら
その手でこの首を締めればいい
ぶち壊して ひねり潰して 記憶も感覚も
逃げる場所など どこにもないの
聞かないで 知らないで 愛する人よ
愚かな私を 責めないで