都会の空気には 車の排気ガスと
あの煙草の匂い 混じって濁ってる
苦手だった不味い筈の珈琲も
不知顔で 飲み干してしまう
焦れったい態度 絡まる都合の好い人間 故に
不安の種蒔いて 朝を迎える
「こう云うつもりじゃ無かったんです」、別にいいけど
都会の地面は 固いコンクリイト
昔みたあの花 咲いてる筈もなく
明日もミえない 幸せの種蒔いて
水をやり続ける 僕らの人生
心の隙間を 埋めて 詰めて 塞いで
灰色にうもれて 息をしているだけ
流れに身を任せたって、別にいいけど