ルグレの花
暗がり
闇の迷路
人は歩んで
どこかにある希望の種
光探して
戸惑い、
いつの間にか
君の大きなナイフが
俺の肩を深く刺し
胸を切り裂くのです
冷たい吹雪に似た
終わりを告げる言葉が
悲しいメロディーに変わり
耳を突き刺すのです
トキメキ
あの夏の日
人の温もりに触れた
今は冷めたその熱が
とても恋しいのです
凍えて凍る涙
肌を切るこの痛みが
いつか終わりがくる事
今は信じています
真冬に咲いたツボミ
白く色付き
見落とした希望の種
やがて花になる