振り向けば夏が 前を見れば冬が望める季節がいつも好きだと言った
変わらない日々が好きだった僕と 毎日を壊し突き進んでいく君
話しておきたい事が一つあるって言われたまま僕は聞かずじまいだった
今でも大して気になっていない どうせいつもの自慢話だろうから
まっすぐ歩けない君 僕の手をとることなく 拾い集めて黙って行った ゴミの中へ
どこ行くの? あなたの居ない場所 新しい国へ行くの
私の子と知らない人達と一緒に暮らす
あなたはそう いつものあの場所のお気に入りの席に座り いつもみたく日々を悔やんではタバコでも吸って
つらい つらいことなど何一つもないわ
ふざけ笑っていられるほど 若くはないみたい
新しい日々が僕に手を差し出す
後ろ振り向く事しか出来ない僕
拾い集めて無駄になった僕のゴミの山には
思い出だとかくだらない物しかなくなって
眠くない 眠たくないよ まだ
君をまだ見つけてない
会えたなら言ってやりたいこと沢山あるから
僕はそう いつものあの場所のお気に入りの席に座り
これからの自分の幸せについて悩む
幸せな時が過去ならば 今は何? 不毛な日々か
認めたく 認めたくないから
つらい つらい事など何一つないさ
君には一生分の苦労かけてきたからね