ブレイブストーリー
「ブレイブストーリー」


詞/かなき 曲/add9


夜明けのたび 幕開ける旅立ち
憧れ どれだけ 詰めこんでも軽くて

涙ののち 書き記した現在地
愛しく思える 日のために

ときには臆病 情けない姿でも
過去の僕が選んだんだ
この足で立つために

熱い胸に灯す勇気
いまはほんの少しでもいいさ
果てない道は続く

どしゃぶり そんな日でも
きのうまでの物語が
背中を押してくれる
だからここからスタート


つまづくたび 増えていく傷跡
かさぶたばかりの 細い足を隠した

ごみ箱行き しまいこんだガラクタは
なぜだか眩しく 輝くのに

迷ってばかりの 地図のない旅路でも
泣くためには止まらないよ
強くなる そのために

そこがどんな暗闇でも
僕にだけ射す光が見える
顔を上げて見つめて

坂道、みずたまりも
越えていける この僕なら
胸を張って言えるよ
思い出すんだ


こころに穴が
開いたようなそんな夜は
あの日の僕が書き記した
手紙の封を切る

胸に灯す勇気
足跡が続いているだけで
こんなに強くなれる

そのぶん笑えるように
そのぶん誇れるようにと
踏み出した一歩

行ける 行こう
どんな弱々しく
残された足跡でもいいさ
僕の勇気に変えて

確かにつながってく
まだ先の見えない明日へ
胸を張って進むよ
僕だけのブレイブストーリー