冷たい風が街路樹の
落ち葉を舞い上げて
見上げた空がいつもの灰色に
青を足した
君がいたから
ささいなことも大きく見えた
喧嘩のときや もちろん
笑っているときも
わかってるんだよ
いつも君のほうからさ 今は
もういいって言うくらいの言の葉
僕が舞い上げよう
吹き抜けた風はほら 運命の予感
それに気付いたのなら
さぁ 手を振って答えよう
二人の生活に今 色とりどりの風
少しずつ温めて きらびやかな空に広げよう
僕の乗る電車が
君の髪をなびかせるから
そこを吹き抜けた一瞬の風になった気がした
寝ぼすけの犬が路地で
大きなあくびをしてる
君は振り返り 笑って
そのまねをしている
未来のことは
今はわからないけど
過去を思い起こすように二人が
見えるよ 目を閉じると
夢のような日々もまた君と歩んでいける
そこに終わりがないなら死ぬまで共に行こう
二人の生活に今 色とりどりの風
少しずつ吸い込んで 心の中を満たそう
吹き抜けた風はほら 運命の予感
それに気付いたのなら
さぁ 手を振って答えよう
二人の生活に今 色とりどりの風
少しずつ温めて きらびやかな空に広げよう