破って捨てた透明色 未来の向こうぼやけた
コンクリートを砕いた 太陽の悲鳴
排気ガスで育った造花が 酸性の雨を欲しがって
雑踏の中 寝付けないまま
紅い褐色 滲む血液が 鳴り止まない騒音を産んで
子守唄 夢見る子のような
あの優しい空 陽を失い 悲しみよ降れ
まだ見えない 壁の向こう
残酷で奇麗な世界が廻る
何を想う 何を祈る
何を失くす 何を願う
あの優しい空 淡い痛み 醜い欲さえ
眠りにつける 安らかな夢物語には無いような結末
世界よ今 こんなにも美しく
黒い空に 何を想い 何を願う
新しい未来へと・・・