夜が怖い 普段気づかない時間を体にすり込むから
僕のすべてを数え そして全てを1つずつ減らしていく
夜が来るたび考える この家で目を覚ませる数
昇る朝日見られる数 今日あった人に会える数
重たい夜が黙々と 少しずつ僕を埋めていく
あがいてもがいてみたって 瞼が閉じて1カウントを告げる
2度と会うことがない人 今何してるんだろうなって思う
その癖は直してほしくない そうすればいつか僕を
朝が来るたび確かめる 日付と嵐閧ニ空模様
朝が来ればもう忘れる 果ての墓場までのカウントダウン
さらりと使うあの言葉 別れる時の「またね」って
でもさ、僕らを繋ぐコードは 裂けて細くなってくから
怯えてばかりもいられない
次の始まりまでの合図でもあるから
ちょっとだけ期待をしてみよう
ちょっとだけ楽しみに待ってみよう
するとちょっとだけ取り戻す落ち着き
だって全ての終わりはまだ来ないはず
けど重たい夜は黙々と 変わりなく僕を埋めていく
毎晩嘆いてみるよ この数も1つずつ減らしていくよ
10から9へ迫ってく
9から8へ迫ってく
8から7へ迫ってく
この唄の終わりもほら迫ってく